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学び(連載)

初心にかえる学び-2

(R3年4月25日)

設計事務所は教習所ではない(その2)

設計事務所は教習所ではない(その2)

世にいう「耐震偽装事件」のあと、「構造支援のハシテック」として10数年以上の滅私奉公で見たものは・・・。

桜咲く4月、意気揚々とこの世界に入り、自分の知らないあらゆる建物の『設計行為』について先輩諸氏に寄り添いながら、切磋琢磨の社会人としての人生が始まったはずです。

大学の建築学科系の卒業生にとっては、2年後には「1級建築士」の国家試験が待ち構え

「実務」を手ほどきされながら「受験対策」となり、誰か「やさしく教えてくれる方」はいないのかなぁ・・・が現実でしょう。しかし、社会は容赦なく厳しいはずです。

某資格学院など「建築士の国家試験予備校」では、東京大学卒業生までお世話になって

いる始末です。「1級建築士の合格」だけが人生目標ならそれでもよいでしょうが・・・。

一人の元1級建築士の耐震偽装事件により、「建築基準法」「建築士法」が改正されて今迄

以上に、「建築士の国家試験」の難易度が上がり、特に「学科Ⅳ=建築構造」の設問内容に「弾塑性設計」が中心となり、また全ての構造形式を満遍なく理解したりその実践を経験しないと毎年「不合格」の不運となってしまいます。

「しっかり共に学ぼう」と誰が、貴方の背中を押してくれますか?

先輩達は、「設計事務所は教習所ではない」と言うはずです。もっとも、その通りです。

自ら、「学び」「考え」「実践」をコツコツ継続する以外にありません。

私の故郷は、兵庫県の日本海側の小さな「田舎町」です。将来を真剣に考える「両親達」は県庁所在地の「神戸」とか「大阪」や「首都・東京」の「エスカレータ式」の進学コース選択に躊躇いたしません。最近、「全国各地」では「医学部進学」の予備コースに関する

「教育ビジネス」の繁盛ぶりに唖然としています。「医は算術」なのでしょうか・・・。

確かに「人間」の根本は「健康」です。しかし、それを見越したように乱立する「教育」は真の教育ではないように思えます。

さて、皆さんが何らかのきっかけで「建築」という分野に足を踏み入れた以上、その「道」は途方もなく、永遠に続く「終着駅のない道」です。文部科学省の規定による「建築学」のカリキュラム構成に問題があるのに中々是正されません。何故、「一人の元建築士」の

耐震偽装を見抜けなかったのでしょう・・・そこを考えると、「建築士免許」に欠けているものがはっきりと見えるはずです。「行政の不作為」に対して誰も声を上げません。

平成19年6月の「建築基準法の改正」では、「適合性判定」なる制度は「実務者」に

「おんぶにだっこ」であり、「行政側の責任回避」にすぎません。ことの根幹は「何か」が置き去りにされてしまっています。「構造を知る」が分かれば「難易」なのものではありません。ここで「建築の骨格」を理解して頂き「初心者としての対応」を解説して参ります。

 

 

 

 

 

 

 

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