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学び(連載)

木造建築物の合理化を考える-4

(R3年11月15日)

最新版「構1講習会テキスト」の変化(その4)

最新版「構1講習会テキスト」の変化(その4)

法改正の背景・必要性で述べた「今後の木造建築物の推移」を考えると、「学び」の内容が明確に見えてくる。ならば、否応なく、最新版「構1講習会テキスト」を読破となる。

前回の「CLT」の記述のあとにある「鉛直架構のモデル化と靭性」から始まるのです。

 架構のモデル化において、最初に「中大規模木造の鉛直構面」をテーマにしている。

非住宅で規模が比較的大きい木造建築物について「モデル化」を以下3点で論じている。

  • 部材の端部接合がピン接合で、部材は軸方向力のみ負担する架構。
  • 部材の端部接合がモーメント抵抗接合で、部材が軸方向力・曲げモーメント・せん断力を負担する架構。
  • 軸部材に、構造用合板などの面部材が釘打ち・ビス止め等で接合された構面の組み合わせによる架構造。

このように、「計算の遡上」に載せる基本的な考え方を示した上で、木造の接合部は、一般に完全なピンや剛にはならず、めり込み等で接合部での変形の考慮が重要と記述している。

 IT機器の進歩で「中大規模木造」を対象に一貫計算プログラムも出現し、「モデル化」が

その利用するプログラムの制約を受ける事も考慮する必要も述べられている。

道具は所詮「便利ツール」で、「設計者判断=説明責任」を伴う事を肝に銘じるべきです。

「筋かいによる構造」も次回述べてまいります。

 

 

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