二宮金次郎スタイル : 見えてきた木造の構造関係法令等の改正内容!!
(R4年8月05日)

➀中層CLTパネル工法 /「3階建て以下」☞「6階建て以下」
②使用可能なラミナ厚 /「24~36㎜」☞「20~50㎜」
③矩形以外のCLTは使用不可 / 矩形以外も使用可能
④2以上の連層耐力壁の使用 / 「ルート③又は限界耐力計算」☞「ルート②又はルート①」
⑤構造特性係数Ds値を合理化 / 改正後「0,4」に統一
⑥ルート②の応力割増係数合理化 / 「2.5」☞「2.0」
⑦終局引張耐力 / 「135kN」☞「250kN以上」
⑧小開口の基準の合理化 / 25cm以下へ緩和、許容耐力の計算に算入可能
⑨ルート➀の許容耐力の計算/ 壁列脚部の転倒モーメントを基準とする方針を使用可能
⑩その他 / ルート②の構造計算 ☞ 引張接合部の必要性能の基準の明確化
ルート①の構造計算 ☞ 壁パネル設置なしの脱落防止措置を行う事を明確化
※追加情報 / 2022年2月1日、社会資本整備審議会による答申と閣議決定について
国土交通省は、政令改正により「小規模木造建築物等の構造安全性を確認するための措置」となります。
・2025年度以降に「省エネ基準への適合」を義務付ける。
・構造種別を問わず、階数2以上又は述べ面積200㎡超の建築物は、都市計画区域等の内外に関わらず、建築確認や検査の対象となる。
・木造建築物のうち、構造安全性の確保に構造計算が必要となる小規模建築物の範囲を500㎡超から300㎡超のものに拡大する。
・小規模な伝統的構法に限界耐力計算を採用しても、構造設計一級建築士関与や適判資格者の建築確認審査の場合には「適合性判定」は不要。
・鉄骨造に「ルート①-3」の追加が見込まれる。(高さ16m以下かつ階数3以下)
北海道紋別郡西興部村のコテージ生活でも、早朝4時より日々コツコツとルーチンワークです。