(R5年9月15日)
時代と社会の現状(その4)
時代と社会の現状(その4)
この内容は、R5年盛夏に長野県での「移動執務室」車内で滞在した時のものです。
この論評では「政治イデオロギー」は挟みません。新型コロナウイルスの感染拡大等に
アフターコロナなど現代社会の翻弄の中における時代と社会の現状からの論評です。
一昔前に「行政改革」と称して、中央省庁の改編が行われて久しい。
結果として「縦割り」のゾーン幅の変化としか見えていないように思えます。
「隗より始めよ」・・・なら「キャッチフレーズ」がある。
議員定数の削減や公務員の削減が議論されてきました。
政党によれば、その進め方を推進しようといる勢力もありますが、「政治」の話である。
総務相の相次ぐ辞任・一歩先は闇が「政局」でもありますが、イデオロギーは挟みません。
「隗より始めよ」の精神で公務員が身を削ることが大切との趣旨を当時の総務相発言です。
政治的な流行がもてはやされて、政治家の人気取りの道具になっていた事実もあります。
振り返って、今の時代に「国を良くする」や「国を強くする」を推し進める政治家の
輩出を待ってもいかがなのか・・・も巷では聞こえるかも知れません。
改めて、上杉鷹山・山田方谷・内山良休のような御仁に出会えるなら社会の変化もあるし
「スタートアップ」や「学び直し」も御仁の進言により藩主も見直すかも知れません。
毎年の国家予算を見れば、「入りより出が多過ぎ」は誰の目でも明らかなのに・・・。
官が身を削ることで、財政再建を果たした例なのです。