(R7年12月15日)
「国土交通省の啓蒙」(その1)
「国土交通省の啓蒙」(その1)
世の中の推移から「構造は苦手」の現状と取組みを論じ、今後の啓蒙活動の論評です。
建築士事務所を登録している方々に国土交通省は、次々と施策を示しています。
人生に一回あるかないかの「マイホーム建設」や企業様の「設備投資の構築物」に
様々な建設資材を用いた工法や大臣認定など「資源のない我が国」での構築物に目覚めて欲しい。
耐震偽装事件後、構造審査が厳格になり「構造は苦手」と避ける風潮に心が痛みます。
文部科学省の「履修水準」に大学・大学院等の高等教育にも見直しの時期と思います。
学校教育や当方の寺子屋の学び・音声と映像の取組みなど必要な「学び」を確実に捉えて
苦手な分野を必修科目にすれば質の高い工学となるはずです。
沖縄県では地理的要因から「結の精神」で、「構造は苦手」でも島人の助け合いです。
北海道では「開拓者精神」もあり熱心に学ぶ姿も過去の教育事業で散見して参りました。
失われた30年・経済の疲弊・諸行無常の世の中の推移を見つめ直す時期に、隣国の
大韓民国(韓国)での建築士は、ライセンス取得にハードルがとても高いです。
終戦後、GHQの指導による「壁式RC造」の大量生産に地震国である我が国の耐震性を鑑みて
「水平耐力計算」も既に見通したものになっていたように感じます。
大地震・中小地震と2段階の「耐震計算ルート」も確立され、益々「構造は苦手」では
社会は評価しません。とある素人から「構造は苦手」でも建築士は通用する社会を指摘
した方があり、「国土交通省の啓蒙」の盲点を突いています。あるべき姿を恣意的に操作
とか、「無作為」であってはなりません。
国土交通省は構造計算において、連休明けの提出に真夜中に睡眠時間も極端に減らす
「過酷な建築士の存在」を「過労働」として実態を明らかにする必要があり、「構1制度」は
ただ単に施策を実績と見せる中央集権制度の庶民イジメとの実務者の切実な声もある。
「うつ病」になった方や親子で苦しむ方を見て来た全国各地のご支援での経験からです。
ルート2主事等の資格者検定では通り一辺倒の資格者講習と検定です。そこに、高度な
知識に拘る中央集権化による官僚側の恣意的なものが見え隠れしているように思えます。
民間確認検査機関に在籍した経験もありみなし公務員との乖離を相当感じています。
だからこそ、「移動執務室」のモバイル支援システムの進化を推進しています。
今迄以上の「脱皮」に挑戦してより尖鋭な地域社会貢献となる「ライフワーク」を目指して展開中であり、
誰も取り組まない「地域社会貢献」は、当方のホームページのトップにありますように
「構造計算が出来る建築士の養成を応援しています」・・・これを全力で取り組みます。
誰も取り組まない「新しい展開」により一層努力いたす所存です。










