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学び(連載)

木造建築物の合理化を考える-2

(R3年10月25日)

最新版「構1講習会テキスト」の変化(その2)

最新版「構1講習会テキスト」の変化(その2)

新型コロナウイルスの感染拡大等で対面講習が難しく、各種検定考査にも影響を落としているが、「構造設計一級建築士の講習会テキスト」の対応もご多分に漏れず、「web講習」となり、IT機器に翻弄されている。本来あるべき姿は、法改正してでも国土交通省自身が「公僕」として奉仕すべきものである。仕組まれた「政令」に外郭団体が寄り添い既に

制度の疲労や形骸化が目に付くのは衆知の事実で、利権放棄の政変でないと解決はない。

さて、過日今年度(令和3年度)の最新版「構造設計一級建築士の講習会テキスト」の抜粋として、第3章「構造設計各論」第1節「木造」を見る機会に恵まれました。感謝です。その記述の中です。当然のこと前回の論評にある「中層木造共同住宅」など木造建築物の推進に合わせた内容なのです。そうなると、「考査対策」に重要視せざるを得なくなる。

 耐震偽装事件から始まったこの「構造設計一級建築士制度」も既に14年となります。

過去に様々な「人生ドラマ」を見ており、あるべき姿を希求すれば結論はおのずと見える。

構造計算の出来ない一級建築士は、社会に通用しない・・・だからこそ、当方の活動は

「滅私奉公」と揶揄されても「ボランティア」としての「構造支援」なのです。

大きな組織の各種受験学院とは一線を介して「羅針盤」が異なります。

 「去る者は追わず来る者は拒まず」・・・「学びに終着駅なし」これが信条です。

 最新版「構1講習会テキスト」の変化では、まず「CLT」の記述である。

2018年改訂版から3年間は記述変更なく、今回は平成30年法律第67号を反映している。

だからこそ、講習会テキストの記述変化をしっかりと読み取れる方のみ「朗報」がある。

この「CLT」についての詳細を次回論じます。

 

 

 

 

 

 

木造建築物の合理化を考える-1

(R3年10月15日)

最近の法改正と世間の動向 (その1)

最近の法改正と世間の動向(その1)

新型コロナウイルスの感染が始まる以前の平成30年6月27日公布の法律がある。

「建築基準法の一部を改正する法律(平成30年法律第67号)」がそれである。

年号が「令和」となる前に立法府として国会の議決承認となったものであり、その概要が概ね、以下である。

「背景・必要性」は、政権与党の政治パーティーによる「政調会」で議論されて中央官僚に委ねたものと映る。何故なら、政治家は「あらすじと骨格」だけ示し、作文は事務官使に丸投げが常套手段となっているからである。法律の一字一句、すべては別部局である「内閣法制局」の検閲もある。国会での「質疑応答」など事前に「擦り合わせ」の「言葉のセレモニー」に見えてしまう。議員提案となる「法案」の少ない事に嘆くはずである。

 各支持団体からの「陳情合戦」の結果が、木造建築を巡る多様なニーズの対応となる。

日本列島の航空写真を見ると、国土の約85%程度が「山林」であり木材活用ニーズの対応は当然のように「地域資源」を活用した「地域振興」を図る施策です。

 各地の「森林組合」などの諸団体に推薦されている議員には、資源活用と植林・防災との調和を図りながら、裾野の広い労働者も抱える「木造建築物」の整備の円滑化を通じて

木造に対する多様な消費者ニーズに対応する必要性がある。

 今回の法改正では、「中層木造共同住宅」など木造建築物を推進し、防火改修・建替え等を促進としている。世間の動向を見据えたものと映ります。

項目を上げると、以下である。

・耐火構造等とすべき木造建築物の対象を見直し。

(高さ13m・軒高9m超 → 高さ16m超・階数4以上)

・上記の規制を受ける場合についても、木材のあらわし等の耐火構造以外の構造を可能と

 する基準を見直し。

・防火地域・準防火地域内において高い延焼防止性能が求められる建築物についても、

内部の壁・柱等において更なる木材利用が可能となるよう基準を見直し。

このような内容が1年以内に施行されて現在に至っているのです。

さらに、これを促進する 令和3年6月に成立・公布された「公共建築物等における木材の利用

の促進に関する法律の一部を改正する法律」(令和3年10月1日施行)があります。

 

寺子屋教室-6

R2年8月05日)

モバイルオフィス (その6)

モバイルオフィス(その6)

思えば、構造支援を始めて40数年となり、「教育事業」も10年近くなりました。

還暦も通り過ぎ、「健康管理」に留意しながら「全国各地」の後進の育成にお役に立つ

ことに毎日を過ごしております。

私の大好きな言葉、「学びに終着駅なし」・・・いつも心に秘めています。

地位や名誉などには無欲です。元気で人生のライフワークを邁進したいだけです。

今年(R2年)3月から運用開始したのが「モバイルオフィス (Mobile Office)」です。

モバイルオフィスとは、外出先や自宅など、オフィス以外の場所でも、モバイル機器や

ネットワーク技術を駆使してオフィスに近い環境を実現すること。・・・場所を選ばず

オフィス環境を得ることで、働き方の幅が広がることになるのです。

まさに、「ワーケーション」の実践となっています。

そのために「ステーションワゴン」に自宅の執務室と同じAC電源環境を整えたのです。

ソロ移動時には「昇降テーブル」を車内に配置し自由高さ調整の「執務机」です。

当然、「少し大きい複合機」も搭載し、「ADFスキャン・コピー」も可能にしています。

全国移動時の「通販」にも対応可能なように常に「車両に在庫」をご用意しております。

快適化のため、「実践」→「改善」をしばらく繰り返す予定です。

誰も取り組まない「試み」に常にチャレンジするのが「ライフワーク」となっています。

そして、いよいよ2021年には定期勉強会以外に本格的に「寺子屋教室」を各地方都市の

公共施設等をお借りして、「手取足取りの構造計算の手ほどき」にチャレンジいたします。

早春の寒い時は「南の温暖な地方」、夏の暑い時は「北海道に長期滞在施設」の利用です。

地方都市での「学び」に重要なのは「構造の理解が大切である」ことです。きっかけは

何でも構いません。「知らなかった」部分に目覚め、補強していく事の大切さです。

全国各地の「構造を見直す」ことに目覚めている方があることに感謝しています。

だからこそ「構造のわかる1級建築士」の見つめ直しをテーマに論評しているのです。

「学びに終着駅なし」です。ともにがんばりましょう。

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